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redcircle’s blog

アニメ等の感想を書きます

【ネタバレ注意】劇場版ソードアート・オンライン ―オーディナル・スケール― 感想

2017年2月18日公開のソードアート・オンラインの劇場版を公開日に見に行ってきました。

めちゃくちゃ楽しめましたよ。こんなクソ長い感想記事書くくらいですからね。察してね。

まず、表題の通りネタバレOK前提で記事を書くので注意してください。

 

 

 

ストーリー完全バレ

 

 

 

 

大まかなプロットはこうです。

細かいところは間違ってるかもしれません。

時期ははっきりとアニメ二期の後です。(二期最終話の二週間後だとパンフに書いてあったらしいです)

 序盤

ウェアラブルARデバイスの《オーグマー》が流行する。

SAOサバイバー(ソードアート・オンラインの生還者)の学校の生徒にもそれが配布されたので、桐ヶ谷和人(キリト)たちもそれを手に入れた。

《オーグマー》利用者の多くはそれを使うARMMOゲームの《オーディナル・スケール》をプレイしている。ゲームはランキングが絶対的な指標であり、プレイヤーの頭上にはランクが表示される。この辺はナーヴギアとSAOとレベル差が絶望的な力の差を生むという設定を連想させますね。

マスコットキャラでアイドルAIである《ユナ》も大人気で、新国立競技場(オリンピックのあれ)での3万人を動員したライブも予定されている。桐ヶ谷直葉もその熱烈なファンである。

そのゲームのプレイヤーの中にはキリトたち以外のSAOサバイバーも大勢いた。

オーディナル・スケールの突発イベントにSAOの階層ボスによく似たボスが現れるとの情報を聞き、キリトもボス戦に参加することになった。

案の定秋葉原UDX広場にSAO時代の10層ボスが出現。同時にユナも出現し、梶浦曲を歌ってプレイヤーに補助効果を付与。またランク2の青年も現れ、アスナ共闘する。

その青年はアスナも知っていて、SAOサバイバーであり攻略組の中心組織《血盟騎士団》の元メンバーでノーチラスという名前だった。しかし今はエイジ(Eiji)と名乗っていた。エイジは血盟騎士団に所属していたが臆病でボス攻略には参加していなかったという。そのコンプレックスからSAOサバイバーを逆恨みしている。

SAO事件の暴露本のようなものが出版されていて、エイジはそこに記された(エイジとして重要なのは「記されるほどSAO事件で有名だった」)サバイバーのリストを眺めていた。

 

 

と、ストーリーの前提はこんな感じです。

それ以降は時系列に自信がないので断片的に書きます。

中盤

次に代々木公園でボス戦が行われる。

クラインをはじめとする攻略組の一角だった《風林火山》と共にアスナはボス討伐に参加する。アスナが離れた所にSAOの階層ボスがもう一体現れる。さらにエイジが現れて風林火山のメンバー5名をリアルで殴りボコボコにする。

別のボスを討伐しているときもボスが2体出現して、シリカはエイジに突き飛ばされアスナは彼女をかばって負傷してしまう。その時脳裏に浮かんだのはSAOの光景であり、キリトとの思い出もたくさん含まれていた。

 

アスナはその事件の後、SAO時代の記憶を思い出せなくなってしまう。

湖畔のログハウスに行ってもALO時代以降の記憶はあるのにSAO時代どうやってこのログハウスを購入したのか思い出せない。

キリトはなんとかしてアスナの記憶を取り戻せないかと、オーグマー開発者に会いに東都工業大学の重村教授のもとに行き、彼を問い詰めるがSAO時代の記憶は辛い記憶だろうとはぐらかされる。そこでユナによく似た娘が写真に写っているのを見かける。ちなみに大学の場所は大岡山だったのでモチーフは東京工業大学です。映画序盤ではキリトが進路に悩むシーンがあり、東都工業大学のHPを参照していました。

キリトは総務省官僚の菊岡に電話して彼女がSAOで亡くなった重村の娘だと知る。オーグマーを使用禁止にできないかと要請するが、プロジェクトは経産省も関わっているので明確な根拠がないとそれは無理だと言われる。

実はエイジは重村の教え子だった。また重村の研究室はナーヴギア開発者の茅場昭彦や須郷伸之を排出していたことも明かされる。

 

医師の説明ではアスナの記憶喪失は、ボスに倒されるという記憶を想起したときに反応する脳神経をオーグマーが破壊したのが原因だという。だからSAOの階層ボスが使われていたのだ。そのイメージをなんちゃらかんちゃらで集める、つまり記憶を抜き出すこともできるらしい。

 ラストまで

キリトは深夜の明治神宮に行く。気づくとお花畑にいた。ユナによく似た少女と会話する。アスナを助けるにはキリトのランクでは無理だと言われる。はっと気づくと参道の脇で眠りこけていた。

キリトは突発イベントのボスを倒してランク上げをすることにする。しかしその日は都内の複数の場所でボスが出現する。ここからラストまで非常に熱いです。

キリトは「最短ルートで全て倒す!!」と言って全て倒す。最後にはランクが9まで上昇する。(映画開始時では80000くらいでした)

現場にはエイジも来ていた。キリトが詰め寄ると脅威の身体能力で軽く投げ飛ばされる。そしてユナのライブに来いとメッセージを送りつけられる。

 

ライブ当日、合宿で東京にいない直葉と怪我してるクライン以外のメインメンバーで着席する。エギルもいました(この人数で連番?最高かよ。というツッコミはオタクならみんなすると思います)

キリトは地下駐車場みたいなところでエイジと対決する。お互いオーディナル・スケールを起動し剣を交える。キリトはエイジの力が背中に付けられた謎のデバイスでブーストされているものだと見抜き、それを剥ぎ取ってとどめを刺す。

重村の独白。ユナは重村の最愛の娘で、歌うことが好きだった。ナーヴギア彼が買い与えたものだった。しかしそのせいで命を落としてしまったこともあり、娘をなんとかして蘇らせようとしていた。計画は全てSAOサバイバーから記憶を抜き出し、ディープラーニングによって娘をAIとして取り戻すことにあった。ライブイベントということで新国立競技場にも多くのSAOサバイバーが集められており、ここで同時に記憶抜き出しを行うことでユナのAIを完成させる手はずだった。だがもしそれを実行すれば共鳴効果によって、プレイヤーはアスナのように記憶を失うだけではなく、死に至る危険性もあった。重村はライブ会場に多数のボスモンスターを出現させ、計画を最終段階に移行する。スカルリーパーやアニメに出てきたボス勢揃いです。

エイジその計画に賛同して協力していたが、SAO時代にユナと恋人同士でもっとも長く居たということで重村に記憶の吸い出しを宣告されて蒼白になる。

キリトはエイジを倒した後ライブ会場のメンバーの元に戻る。敵はあの迷宮区にいた死神風の隠しボスだった(違ってたらごめんなさい)

必殺の攻撃が襲いかかってくる。その攻撃を受け止めてくれたのはユナだった。未完成のユナAIはキリトに味方をしてくれるようだ。ユナ曰く、オーディナル・スケールソードアート・オンラインと同じシステムなので、もちろん100層にいるボスを倒せばなんとかなるという。またオーグマーはナーヴギアの簡易版なのでフルダイブも可能らしい。ユナの導きでキリト、シノンエギルシリカ、リズは「リンクスタート」し、100層のボスエリアへ向かう。(この辺はあまり考えないほうがいいです)

 

100層ボスは異常なまでの攻撃力と回復力をもっていた。ここでBGMとしてあの戦闘曲が流れます。震えます。

シリカのピンチにアスナが遅れて登場する。これで勢揃いかと思いきや、ユイの招集でALOやGGOのプレイヤーたちも参戦する。クラインやリーファも来る。

アスナの指示でボスの回復を阻止。

そして…キリトとアスナのスイッチ…

アスナが繰り出した渾身の「マザーズ・ロザリオ」はユウキの幻影が重なる。

最強の連続技。

最後はキリトの「スターバースト・ストリーム」でとどめ。その上位技ジイクリプス…ありますけどそんな連撃ではなかったのでそれではないと思います。

ボスドロップで出た見るからに強いブロードソードをキリトがライブ会場に持ち帰り、一振り。会場中にうじゃうじゃいた階層ボス達はその一撃で死亡。The 無双。

 

事の顛末は重村がプロジェクトを辞任し、表向きはライブでの事件はイベントの一環と説明される。オーグマー回収とかはされなかったようです。

そしてキリトとアスナはSAO時代に結んだ、一緒に流星を見ようという約束を果たしに星の見える場所に行く。そこでアスナは記憶が戻っていることがわかる。

スタッフクレジット

おまけ

菊岡が重村を呼び出しトップダウン型AIもいいねみたいなこと言って「ようこそ、ラースへ」

黒地に「SAO will return」の文字カットが入ってEND

 

 

あらすじはここで終わりです。おおまかなプロットを書こうと思ったんですが意外に長くなってしまいました。ここからは考察や感想を書いていこうと思います。ここからは個人的な見解ばかりになると思います。

 

SAO観

まず僕はSAOは原作についてはたいして詳しくないです。アニメ中心の考察になることをご了承ください。アニメ自体は放送当時からずっと追っていますし、好きなアニメを挙げろと言われたらトップ10には必ず入るので信者寄りの意見だと思います。

SAO全般についてどういうスタンスで見ているか書いておきます。

正直都合の良すぎるチートとかハーレムとか呆れるような無双がありますが、僕はそれらを差し引いてもSAOの世界観が好きですね。「これはゲームであっても、遊びではない」というキャッチコピーに全てが詰まっていると思います。土台ゲームに本気なるってばかばかしいじゃないですか。でもSAOはVR=現実という前提を置くことでゲームに本気になることを正当化できてます。僕はもうゲームを純粋に楽しめなくなっちゃった人間だけに、キリトたちへの憧れが根底に存在します。子供の頃、ゲームで強くなったらそれは自分の成長だと感じていたあの気持ちを思い出させてくれるんですね。SAOはテーマとしてVRが現実で、そこにも恋愛があったり強くなった喜びや仲間を失う悲しみがあって、本物と変わらないよねっていうメッセージもあるじゃないですか。こういう創作物では定番のテーマを直球でやっているところもいいですね。

演出

今回の映画はTVアニメの完全新作劇場版の中ではトップクラスで出来がいいと思います。

アクションについて。剣を使ったファンタジー風のバトル作画ではまずこの映画に比肩するものはないと思います。ひとつひとつの戦闘がキリトVSヒースクリフやキリトVSデスガン、アスナVSユウキのような完成度で、緊張感を作る間の取り方も素晴らしいです。それぞれの戦闘でボスの弱点をしっかりついて勝つのでゴリ推し感がなく、また回数も多いので非常に満足です。アクション演出については、剣戟の度に迸る閃光の表現はゲーム的な表現にマッチしているので、アニメ的なアニメ作画で殺陣をやったときに一番それっぽく見えるのはSAOの良さなのかなぁと思ったりもします。

個人的に好きな作画はキリトやアスナが手前から奥に向かってダッシュで向かっていくところです。一秒を争うボス戦で一気に敵に詰め寄る疾走感の作り方が上手いと思います。作画厨が喜ぶような大袈裟にデフォルメしすぎた動きではないのも非常にポイントが高いです。余談ですが「瞬足」のCMでもこのようなダッシュがありますね。

音楽

BGM

音楽について言いたいことはいろいろありますね。100層ボス戦のBGMがTVアニメで使われているものと同じだったので、まるでSAOに戻ったように感じられてキャラが生き生きしているような気さえしてきましたね。本人達は死闘だったんでしょうけど、その勇姿を見るとやはり彼らのルーツはSAOにあるんだなって思いました。この音楽の采配は最高だと思います。

ユナ

なにはともあれ今回の目玉はユナの歌でしたね。アナ雪声優でTRUSTRICKとしても活動していて(解散しちゃいましたが)、声優も歌も実績実力共にトップクラスの神田沙也加さんが演じていましたが、これ以上の配役はないんだろうなってのが最初の印象でした。ボス戦でユナが出てきた時にかかる梶浦さん作曲の歌ではプレイヤーが補助効果を受けられるんですよね。初見ではわからないんですが、この曲がかかるってSAOのボスが出てきたことと同義なので、プレイヤーが記憶喪失の危機にある場面なんですよね。神聖な雰囲気でどことなく不穏(おそらくまどマギのせい)な印象を抱くので、その演出には一役買っていたんじゃないでしょうか。

主題歌

そして一番言及しておきたいのがメインテーマのLiSA『Catch the Moment』ですね。CMでキリトアスナオーディナル・スケール、起動!!」のかけ声でかかる曲です。MVのショートバージョンはYouTubeで聞けたので映画に行く前から聞き込んでいたんですが、歌詞が素晴らしいなって思ってたんですよ。田淵さん作詞作曲の『Risng Hope』と同じタッグだったんですが、今回は田淵作曲LiSA作詞ですね。歌を聴いてすぐにわかったのが歌詞がLiSAさんの世界観そのものを表しているってことでしたね。タイトルにあるように「その一瞬を掴め」っていう強いメッセージです。LiSAさんがライブ終わりにMCで「みんなこの時を忘れないで。私も忘れないから」っていつも言うんですよ。それが前面に押し出された珠玉の歌詞です。

僕が一番好きなフレーズは、「運命のナイフで切り刻んだら」「命のリミット」もいいと思いますが「汗をかいて走った世界の秒針はいつか止まった僕を置いていく」って所ですね。比喩が絶妙です。全体としては簡単に言うといつか死ぬしこの時を生きて君と笑おうっていうことだと思うんですよ。正直この曲は最高なんですが、あまり映画の内容に合ってないな思いましたね。映画を見ていて、え?誰の視点での歌詞なの?って疑問が消えませんでした。だれかいい解釈があったら教えてください。

 

ストーリー

音楽についてはこれくらいにして、内容について触れていきたいと思います。

全体的なストーリーについて。まあ内容はすごくまとまってたと思います。でもあまり謎とか考察の余地はないです。結構シンプルな話なので。勘がいい人なら記憶を集めてユナを再構成するみたいなオチは簡単に分かると思います。僕はアスナが記憶ないってところでああそういうことねって分かっちゃいましたが。というか人の死とAI(ロボット)ってそのパターンしかないじゃん!

キャラクター

エイジとユナ

エイジについて。前半はエイジの復讐劇というか、日陰者が閃光のアスナや黒の剣士のキリトやクラインを逆恨みして嫌がらせをしているような話にしか見えなかったのでちょっとあれだなぁと思いましたね。デスガンやアニメにはなってませんがいずれ出てくる敵もSAOで人格をこじらせて復習に走るタイプばかりなので、さすがにパターン少ないなとは思いますね。まあそこはアンチが存分に叩くんじゃないですかね?笑

エイジはぱっと見イケメンなんですが相当こじらせちゃってますね。攻略組だけどビビりでボス攻略に参加していなかったってのは流石に笑いますね。それで彼女をゲーム内で失って彼女のパパと共にAIとして蘇生させるとか常軌を逸しています。でも東工大に入学できる学力はあるようなので頭は悪くないんでしょう。回想ではかなり若い顔立ちをしていたので、高校生くらいでSAO事件に巻き込まれたんだと思います。つまり現実に復帰後即東工大に合格したんじゃないですかね。キリトもそうですがSAOサバイバーというものはぶっとんでますね。多分映画を見た人ならエイジの悪口で小一時間語れると思います。声もイケボって感じなんですがどことなく陰気なねっちょりした話し方をします。

ユナについては可哀想な子だなと思いましたね。重村の回想ではギターを持ってました。歌うことが好きでSAOでは広場で歌ってプレイヤーを癒やしたり優しい子だったんでしょう。彼女を模したAIは自己保存プログラムを(たぶん)超えて重村に刃向かい、キリトを助けました。なのに一転、死後は父親と彼氏の妄執のもとでアイドルとしてデビューさせられるって可哀想じゃないですか?

キリトたち

キリトについては特に語ることはないです。アスナのために無双するっていう最高にかっこいいヒーローでした。ただひとつ気になったのが、渋谷…だったと思うんですが東京ドーム近辺で戦った後にやるせなさから思い切り自販機を殴るんですね。確かにアスナが心配なのは分かるけど、物に当たるのはだめでしょって感じです。そのカットがエンディングロールにも採用されていたので感動すべきところで笑っちゃっいました。ガチで減点です。

最短ルートで全て倒す!!

最短ルートで全て倒す!!

最短ルートで全て倒す!!

これですよ。

キリトのこのセリフはアスナを助けるために全力になった時に発されたものであり、ゲーマーとしての理想を表現した最高のものじゃないでしょうか。

そんな小難しいことを言わなくても素直にかっこいいですよね。

アスナは今回すごい活躍してました!ほんとダブル主人公じゃないかってくらいにボスを倒しまくってました!アスナファンの人はめっちゃ嬉しかったんじゃないでしょうか!キリトクンbotも健在でした笑

シノンはSAOサバイバーが戦えない中すごく頼りになりました!

シリカも優遇されてました(おもに痛い子として)

 

よくなかったこと等簡単に

こういうの見たくない人は読まない方がいいです

 ・チャットの文字がクソ小さくて劇場後方だと見えない

ディープラーニングを軽々しく扱いすぎ。万能論って言うんですか?これは気になりましたね。まあナーヴギアがある世界でこれを言うのはって感じですが

・ALOやGGOのプレイヤー減少っていうすごくいいテーマがあったのにあっさり目。哀愁と共に描くことで心を打つサブテーマにもなるのに…そこからオーディナル・スケールに助太刀に来るってなったらもっと熱い展開になったと思う

・記憶失ったアスナの落胆の表現が記号的すぎる。真面目な場面で”ガーン”の表情はない

・100層ボスにシリカやリズが挑むことがすごい場違いです。危険すぎる。デスゲームのSAOの緊張感に合わない。ランク考えても即死じゃないのあれは。僕は考えるのをやめた

・ランクと強さの相関関係の演出がわかりにくい

自販機を殴るキリト

 

 

以下追記(2017/02/19)

最初から見るって決まっている映画は事前情報とか一切入れないで見に行くタイプなので、伊藤監督のインタビューとか公式HPとかやっと見れました。まあ今回は否応なくスポットCMは見てしまってたんですが。行ったままの勢いで記事書いた後寝床でスマホポチポチしていろいろ見たので書きたいことが山ほど増えました。書き忘れもありましたね。どうぞお付き合いいただけたらうれしいです。

予習はどれくらいがいいのか

最低限一期14話まで見ておけば大丈夫だと思います。テーマはSAOなので、SAO事件がわかれば9割は理解したも同然じゃないでしょうか。しかしデートムービーとして初見でこれを見に行くのはおすすめしませんね。

興行について

以前全世界1000館規模で公開を予定しているという記事を見ました。舞台挨拶も韓国ドイツフランスタイアメリカで予定されているようです。しかしこの規模は大きすぎじゃない?って思いますね。この映画によほど自信があるのか賭けてるのかよくわかりませんが、内容的にもSAO完全初見には厳しいものがあると思いますし1000館は冒険だなぁって感じです。

って思ってましたが1400館規模のようです!すごいですね!ここで増やしてくるってことはもうSAO三期内定みたいなもんでしょう!やった!

 

地方の初回上映で男性8割の印象でした。みんな若い人ばかりでした。

続編や他作品との関わりについて

アクセル・ワールドに繋がってくるような内容でした。一歩一歩未来に進んでいるのが窺えます。ちょうど去年ポケモンGOが流行ったので、タイムリーな内容を扱っていたんではないでしょうか。ARはVRの退化なんじゃないかという問いもありました。生活をサポートしたりクーポンを使えたりARの扱いとしてはすごく丁寧だと思いました

アリシゼーション編のアニメ化ですが、これからこの映画がどれだけヒットするかにかかってるんじゃないでしょうか。日本での興行成績はやはり世界展開や続編への試金石でもあると思います。応援していきたいですね。

謎と考察

エイジのチートは?

代々木公園戦でエイジ視点の映像が出てたんですが、クラインの拳の軌道を完全に予測して回避していましたね。キリトがこのチートを見抜くときの研究室のカットが挟まれていたので、このシステムは重村教授開発のものでエイジに与えたもののようです。場所的にも後頭部の脊椎に干渉するもののようで、予測された軌道を自動で回避してくれるものに見えました。あれ、これってあれに繋がるんじゃ…ってワクワクしますね。教授はこの研究も含めて菊岡に招聘されたようです。

アスナがエイジの動きについて「体操選手のような」って表現してミスリードを誘ってて、あれはいらないと思いますね。エイジはただのチート野郎なのに、コンプレックスをバネに肉体強化した努力家…って最初思っちゃいましたから。

エイジの目的は?

VRで勝てなかったSAOサバイバーにARでボコって憂さ晴らししつつ、ユナを蘇らせること。公式HPのエイジくんのオーディナル・スケール講座でもコミカルに描かれていますが、彼は正直ネタ性が強いです。これからどんどんイジっていきましょうね。

成人オタクはエイジくんの飲んでたビールで優勝しましょー(河川敷だと尚よい)(鼻歌も)(サッポロ好きをエイジやんけってイジるのはやめよう)

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キリトはどうやって最短ルートで全て倒したの?

まず「最短ルートで全て倒す!!」のシーンですが、ボスは場所もシャッフルされて同時に出現してました。出現時間は10分なのでユイのガイドがあってバイクで最短ルートを行っても絶対間に合わないです。おそらくですが、まずシャッフルされていたという事実からもそれまでと同様に9時に同時出現ではなくなっていて、あのマップの反応自体は、出現予告なのではないかと思います(このへん記憶が愛眛)(アスナ)。

基数(カーディナル)と序数(オーディナル)とゲームの関係は?

まず公式から引用します。

オーディナル・スケール

≪オーグマー≫専用ARMMO RPG
最新技術を用いた次世代的ゲームとして話題となり、発売と同時に世間を席巻した。
現実世界をフィールドとして、各所に出現するアイテムの蒐集、
モンスター討伐などを経てプレイヤーの≪ランク≫を上げていく。
オーディナル・スケール(OS)≫の特徴はこの≪ランキング・システム≫で、
全てのプレイヤーのステータスは、基数(カーディナル数)ではなく
序数(オーディナル数)であるランクナンバーによって決定される。
ゆえに、ランク上位のプレイヤーには圧倒的な力が与えられ、
ソロのPvPにおいては、ランクの順位が勝敗の大きな要因となる。
例えば二人のプレイヤーがいたとして、プレイヤーAが1、プレイヤーBが2の実力をもっていたとき、それらの数値が基数だったら、プレイヤーBの方が二倍強いってことです。序数だったらプレイヤーA>プレイヤーB(もしくは逆)という序列はわかりますが、何倍強いかはわからないですね。数学系や情報系や経済系の諸氏は馴染みが深いですね。
で、オーディナル・スケールのシステムですが、ランクが高い程ゲームのサポートが受けられるということです。まるでソシャゲの上位者報酬です。
重村の独白の中で、ゲームシステムとして基数的な強さ指標を持つSAOと、序数的なオーディナル・スケールで比較していました。これは茅場とその先生である重村の対比でしかないです。たいして意味はないと思います。語感がいいから採用されたんじゃないですかね。そう思うのは序数的なシステムは欠陥がありあすぎるからです。強いからランクが高くなるんじゃなくてランクが高いから強いっていうことですから因果が逆なんですね。簡単に言うとPvPで実力が反映されません。それはゲーマーとして許しがたいことなんじゃないかなって思います。最初に上位にランクインした人が圧倒的に有利になってしまうので、プレイヤーが全員初心者狩りをしているようなもので、新規でゲーム始める人がいなくなっちゃいますよね。これはもうちょっとよく考えた方がいいと思いました。
100層ボスとあの剣強すぎ!!

100層ボスについてです。はっきり言ってチートですねあれは。FFのラスボスのように世界そのものって感じでした。アインクラッドの具現化だと思います。世界樹をモチーフとしたものから垂れてくる雫で無限に回復できます。プレイヤーを掴んで叩きつけエネルギー弾浴びせる攻撃、あれをSAO内のVRでやられたら恐怖で動けなくなると思います。あのデスゲームのラスボスとして相応しい造形と強さだったんじゃないなぁと。そいつを倒してキリトはSAOを完全にクリアする、っていうのがアニメで見られたのでファンは満足なんじゃないでしょうか。75層で終わりっちゃうのが結構残念でしたし、もっと見たい!って思ってましたから。(まあゲームやれよって話ですが)

ともあれ僕はてっきり100層ボスは茅場昭彦だと思ってたんですよ。まあその後の裏ボスとして登場する予定だったかもしれませんが、もしあのボスドロップのソードを手に入れていたらどんなボスでも一撃で倒せちゃう気がするので茅場ボスも例外ではないと思います。キリトは一振りであらゆる階層ボスを倒しましたけど、ライブ会場にいたのは90層以上とも言われる死神風のボスもいましたし、その威力は相当なものだと思います。トップをねらえ!ガンバスターがビームで敵を薙ぎ払って無数の爆発だけが残るっていうシーンみたいですね。ただその時点でキリトがランク1位になって規格外の存在になっていたのは確かです。「心意」を使ったのかもしれないです。いくらなんでも強すぎたので強引に解釈しました。

ユナと100層ボスの繋がりについてはまた見ないとよく分からないです。

どうやってみんなが100層に集結したの?コスは?コンバートは?ALOメンバー飛んでたよ?

ユイが全てやってくれた

じゃあユイが倒せよ

SAO事件全集の謎!

この本って映画が初出ですよね?ということで書かせてもらうんですが。誰が書いたかもわかりませんし今後に繋がってくるんでしょうか。著者は攻略組の詳細なメンバーについてもよく知っていましたし第二版でユナについての追記があったようなので、かなりSAOで活動的な人物だったんじゃないかと思います。個人的にはエギルが怪しいですね。人脈が広く攻略組にも詳しい、そしてバーはいつも閑散としているので赤字経営でお金に困っていた…なんて笑。他には何も意味あるコメントはできないです…ごめんなさい…

 クラインは記憶戻ったの?

退院祝いで、キリトのこと親友って言ってたので多分戻ってます…多分

ラースって?

アリシゼーション編に出てくる企業のことです。これはアニメより先のネタバレになるのでこの記事では書きません。

演出等

音響

やはり劇場版はTV版とはわけが違いますね。シノンのヘカートの射撃音やボスを吹っ飛ばす時のドゴッ!という重い一撃など迫力がありました。あと書きたいことはだいたいこちらに監督が書いてくれていました!!

www.4gamer.net

アスナ

アスナの記憶復活シーンは感動的でしたね。まずいつも気丈に振る舞ってるアスナですがボスに倒される恐怖を想起させられて記憶を失ってしまったんですよね。そこで弱さを見せるアスナとキリトへの変わらない愛が美しいです。最後に100層ボスに立ち向かう勇気を見せてその弱さとSAO時代の暗い記憶に打ち勝つってのは一番いいシーンなんじゃないでしょうか。

クライン

ラストバトルで「ARよりVRだぜ」的なこと言って登場したのが最高に輝いてました。やっぱりSAOなんすよ。

シノン

嫉妬心丸出しなのが大好きです。

ラストの大集合について

ああいう激アツ展開を素直に楽しめないオタクにはなりたくないですね!!!!

代々木公園

 個人的に推したいのは代々木公園で風林火山のメンバーがエイジに殴られるシーンがあって、そこでクラインが「なにすんだおめえ!」って激昂して殴りかかるところで、オーグマーを思い切り外すんですよ。ここがたまんないですね。ナーヴギアもアミュスフィアもそういうモーションで外すことは絶対ないじゃないですか。ただ事じゃないって思って最初に取る行動がARからの離脱になるっていう象徴的なシーンです。ゲーセンでゲーム内で戦ってたはずなのに物理的に邪魔されて乱闘に発展するときのあれを連想させますね。ゲーマーはゲーム邪魔されることが一番嫌なんです。SAOはこういうゲーマーのゲーマーらしさが存分に表現されているのが素晴らしいと思います。

 

 

長々とお付き合いいただきありがとうございます。Twitterは以下

 

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コメントありがとうございます。

>自販機殴りは渋谷じゃなくて東京ドームとホテルの間の道でしょ(^_^;)

>キリトが最短ルートでって件の時はボス戦残り時間が表示されてなかったことから、10分縛りがなかったと考えればいいのでは?

確かにそうかもしれません。ありがとうございます。すっきりしました。

 

>100層ボスは見た時、茅場やり過ぎだよ!って思いました。75層でヒースクリフの正体に気付いてなかったら、あれと戦うことになってたんだなぁ~と。

100層ボスなんですが、回復手段が大樹から垂れてくる雫ですよね。映画ではそれを狙撃して阻止していましたが、ソードスキルだけでそれは不可能なんじゃ…って思わなくもないですね(笑)ここ突っ込むのも野暮ってもんですが

 

>予習は1期だけではダメだと思いますね。アニメを全部観た人とそうでない人ではクライマックスの盛り上がりが全く違ったものになってしまうので。特にアスナが100層ボスにかましたスキルがただのすごい技っていう印象にしかならないと思います。

確かにそれはごもっともなんですが、僕の周りでは一期しか見ていないても楽しめて、これから二期見るよって人もいたんで、映画として最低限楽しめるつくりにはなっているんだろうと思いました。まあアインクラッド編至上主義者でもマザーズ・ロザリオ編だけでもいいから見て映画を見に行ってほしいと思いますね。

 

追記(2017/03/07)

名無しさん

>エイジもユナが生きてたらキリトたちみたいにイチャイチャして幸せなリア充になれたかもしれないのに
>キリトとアスナのイャラブを見るたびにエイジもこうなれたかもしれないと考えたら涙が出てくる

上ではエイジについてネタキャラとか言ってごめんなさい。エイジもアインクラッドという世界に全てを狂わされた被害者なんですよね…。攻略組として本気でゲームをクリアに導こうとがんばって、けど命が惜しくて、ユナが好きで、失って、コンプレックスを晴らすためにARという居場所を見つけて…めちゃくちゃ人間らしくて共感できます…。そして無残にもキリトという超絶リア充に敗北するというところ。滅びの美学を感じます。僕もそう考えるとうるっときた…エイジは暴行など許せない部分があっていろいろ書きましたが、これから幸せになってほしいです

KADDISHさん

>どうでもいいことですが、最初にみんなでお茶してるお店が「Wagnaria」でした。妙に気になった…

 

そんな細かいところに気づくなんてすごいです…

ってか、これ、ガチなニヤニヤポイントじゃないですか!

ワグナリアはWORKING!!ってアニメのファミレスの名前です。

 

これWORKINGのワンシーンです(配信の雑キャプですいません)

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シートの配色(上→桃色、下→桜色)がキリトたちが冒頭で使ってたファミレスと一緒じゃないですか!!!!大発見ですよこれ!!!!

ワグナリアはSAOの世界にもあるんですね!!!!!(笑)

SAOもWORKINGもアニメはスタジオが同じA-1 picturesなのでネタを仕込んできたみたいです。

他にもこういうネタありそうですね!情報ありがとうございます!